
とまりん館原子力PRセンターというものをご存知でしょうか?
日本全国の電力会社が建設・運営をしている、
原子力発電の安全性や有用性をPRする施設というものがあるそうです。
大抵観覧自由で、入場無料となっているようで、
北海道内に存在する唯一の原子力発電所、
後志管内の泊発電所近くにもPRセンターが建設されています。
もともとは仁木町へ行くのが目的でしたが、
ふとグーグルマップで見つけて少し足を伸ばしてみた格好です。
(念のためですが、筆者には何の思想もありません)
独特の空気感と時代感が感じられる、
意外な穴場スポットのレビューをお届けします。
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とまりん館とは?

とまりん館は、原子力発電所のイメージアップのために設立された、
原子力PRセンターとよばれる施設のひとつです。
通常原子力発電所のほど近くに作られているそうで、
東北なら「東北電力」の「女川原原子力PRセンター」が、
関西なら「関西電力」の「美浜原子力PRセンター」などが該当するようです。
北海道内では後志管内の泊村にPRセンターが所在し、
マスコットキャラクターの名前から「とまりん館」という名前がついております。
1991年6月に設立、開館されたようです。
この頃の日本と言えばバブルの最後の方ということで、
館内の意匠も独特の空気感があり。興味深いです。
アクセスは車でないと難しいところに位置していますが、
大型の駐車場が併設されており、玄関には大型のロータリーまであります。
たまたま平日のお休みに思い立って行ってみたというのもありますが、
人が全くいないことも手伝って、タイムスリップしたかのような気持ちになれます。
施設各セクションレビュー

玄関~エントランスホール
玄関エントランスホールはアトリウムになっています。
非常に大きな吹き抜けで、採光もかなりあるため、開放感があります。
館内受付窓口があり、
必要であれば説明を受けることもできます。
頭上の案内通りに進むと、
館内のほぼすべての展示はたのしむことができると思います。
キッズスペース

玄関エントランスを背にして右手、エスカレーターを進むと、
広めのキッズスペースが現れます。
遊具や乗り物、クイズなどが設置されており、
普通に勉強になりました。
またほど近くにスピーチホールも設けられていました。
かつてはここでさまざまなイベントが行われていたのでしょうか。
原子力発電展示

原子力展示原子力発電の仕組みが、
施設内の空間をふんだんに使用して解説されています。
泊発電所3号機をモデルとした模型・展示がされています。
古い施設ではあるので安全性の解説に関しては、
なんとも言えない感じがしてしまうのですが、
発電までの仕組みに関しては展示にて非常によく理解することができます。
特に原寸大の大型タービンは物理的な説得力と迫力がありました。

あとは使用済み核燃料プールの模型ブースが印象に残りまくっています。
あの独特の青い光を見ると、
なんとなく禁忌に触れるような気持ちになります。
そういえば核燃料プールといえば青色ですが、
こちらは別に放射能由来の光の色なのではなく、
ただの水の色だそうですね。
大量の水は赤系の光の波長を吸収してしまい、青系の光が残って、
それを我々が見ているからなんだとか。
(だとしても無条件になんとなく怖い…)
歴史展示

3階には泊村の地域をはじめとした、
北海道の歴史に関する展示が設営されています。
館内の注意点
館内は入場料こそかかりませんが、
食堂やレストランは無いためご注意ください。
軽食は事前に買っておいて車の中で食べるか、
来訪後にどこか食べに行くほうが賢明です。
ただし自販機が1台設置されていたので、水分補給は可能です。
またタイミングによっては見学・参加のできない設備もありそうです。
たとえばわたしが訪れたときは工事のため使用中止となっていましたが、
かつては温水プールも使用できたようです。
おわりに
北海道内での観光といえば食や大自然のイメージが先行しますが、
社会見学的な観光資源もけっこうあるんだなと気付かされました。
次回は機会があれば夕張の石炭博物館へ行ってみたいなと思います。









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